Science Cafe Series
「芸術の視点・科学の視点」
Science Cafe Series
「芸術の視点・科学の視点」
サイエンスカフェシリーズ「芸術の視点・科学の視点」では双方の分野から第一線で活躍されているアーティスト・研究者をゲストスピーカーとしてお迎えします。一つのトピックに対し両面からアプローチすることによって新たな視点が切り拓かれるかもしれません。
第2弾のテーマは『音を創る』。演奏家は楽器を操り楽譜という記号から音楽を創り出します。ある科学者は自然の現象を観測してそこに音を付与し自然の音楽に耳を澄まします。創られた音に重畳された創造者のメッセージはいったいどのように復号されるのでしょうか。
第1弾のテーマ「伝えること、感じること」に引き続き、今回は『音を創る』というテーマを中心に、音楽理論・電子音楽・可聴化・聴覚生理学など関連する話題について、聴衆を交え美味しい料理と飲み物と共に気軽な雰囲気で進めたいと思います。
第2弾のテーマ 「音を創る」
2012年3月10日(土)18:00 スタート
寺澤洋子
音色を作るひと、Ph.D. (Music)
筑波大学生命領域学際研究センター研究員
JSTさきがけ「情報環境と人」研究者(兼任)
私たちが暮らしの中で聴く音の、ひとつひとつに独自の音色があります。音楽・言葉・環境音... 沢山の音が集められるとそれはまるで、色とりどりの輝きをはなつ宝石箱のようです。そんな音の輝きに魅せられて、音響物理学、音響心理学、コンピュータ音楽、メディアアートを、日本とフランスとアメリカで勉強しました。
私の研究テーマの根幹である「音色はどのように生まれているか?」「音色はどのように感じられているか?」「どうしたら音色を自在に作りだせるだろうか?」といった疑問はまさにアートとサイエンス、そしてテクノロジーの交差点に位置しています。今回のトークでは、音色を分析的に捉える理論と、そしてデータに基づいた音作りによって、新しい知識を見いだしていくデータ可聴化のお話を紹介します。
日時 :2012年3月10日(土)
17:30 開場 18:00 スタート 20:00 終了予定
場所 :ART FOR THOUGHT (東京都中央区銀座8-10-4)
チケット代 :2,000円(2ドリンク+ビュッフェを含む)
申し込み :予定していた人数に達したため現在募集を停止しています
お問い合わせ:生理学会若手の会 佐藤多加之 yp-admin@umin.ac.jp
菅野雅紀
ピアニスト、博士(音楽)
東京芸術大学・武蔵野音楽大学講師
クラシックのピアノは、作曲家の書いた楽譜をもとに演奏します。紙の上に書かれた音を実際の音とする、そのプロセスを探るため、修士論文では演奏とメディアとの関わりについて、博士論文では武満徹の楽譜を中心とした研究をしました。演奏での受賞歴は全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、ルドミラ・ネスコヴァ=ハッシー国際ピアノコンクール第1位、ジャンルーカ・カンポキアーロ国際ピアノコンクール絶対1位、ポルト国際音楽コンクール第3位をはじめ、数多くの国内外のコンクールで優勝・入賞実績を重ねて参りました。現在は、東京を拠点に後進の指導にあたりつつ、国内各地でのリサイタル、室内楽、伴奏などの演奏活動をしております。また、平成23年度から科研費で邦人作曲家作品の演奏についての研究をしています。今回のサイエンスカフェでは、さまざまな芸術・科学両分野の皆さんとのディスカッションを通して、芸術と科学に通底するもの、相反するものを発見することができればと期待しております。
Guest speakers